名張市公式note

三重県名張市の公式noteです。 主に市の広報担当が執筆しています。 魅力的なヒト・モノ・コトを紹介していきます。

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マガジン

  • なばりのじまん

    三重県名張市の名所や名物、特産品など、独自の魅力をお届けします。

  • なばりのひと・活動

    名張に縁のある一人ひとりが、故郷への熱い想いを胸に、夢を持って取り組んでいます。そんな一人ひとりの夢が、いろんな場面でつながっていけば、名張が活気あふれるまちになっていくはず! ここでは、「広報なばり」などに登場いただいた名張を愛する なばりの皆さんを「ナバリスト」としてご紹介します。

  • プロジェクト

    三重県名張市で繰り広げられているプロジェクトをご紹介します。

  • なばりのこそだて

    三重県名張市の子育てにかかわる記事です

最近の記事

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三重県名張市のnoteはどんなコンテンツを目指す?

はじめまして。三重県名張市(なばりし)です。 もう、とにかく一言では伝えられない魅力がたっぷりあるまちですので、このたび、noteでの広報活動を始めることになりました。 まずは、簡単なまちのプロフィールと、どんなコンテンツを目指していくかをお話します。 三重県名張市(なばりし)ってどんなまち?一言では言い表せないので、ポイントをかいつまんでお話しします。 三重県名張市は奈良県と県境を接した人口約75,000人の自治体です。近鉄大阪線の駅が4つあり、大阪や名古屋へアクセ

    • 亀八の作品が数多く残される名張

       名張には、幕末から明治にかけて活躍した生人形師、安本亀八(初代/1826~1900年)の作品が数多く残されています。  熊本出身の亀八は、浅草や大阪の見世物興行などで活躍。同時期に活躍の松本喜三郎とならぶ人形芸術の草わけとされます。少し控えめな表情で品があり、人間らしさが表現されているのが特徴とされていて、肖像彫刻のほかにも、肖像や仏像、能面、絵画など、幅広い分野を手掛けた才能の持ち主ですが、作品の多くは関東大震災や戦災で失われています。  亀八が名張を訪れたのは、幕末

      • 躍動!名張の獅子舞

        名張の獅子神楽の由来名張の獅子神楽は秋  獅子神楽(獅子舞)というと正月のイメージもありますが、名張は秋。各地の神社で、五穀豊穣、天下泰平、家内安全を祈り舞を奉納します。神社での奉納のほかにも、集落の家々を訪問する「村まわし」と呼ばれる風習があります。一軒一軒訪問して舞ったり、出産や結婚、新築などのお祝い事があった家で舞ったりと地域でさまざま。近年は、地域や店舗の催しなどでも舞が披露されるなど、身近に獅子神楽が親しまれています。  基本的に、獅子神楽は二人一組で太鼓の音に

        • 面白い活動をしていると、周りが面白い人でいっぱいに

          高山太一さん(蔵持獅子神楽保存会)  平成3年に蔵持獅子神楽保存会が発足し、「子ども天狗」がスタート。私はその1期生なんです。思い返せば、地域の皆さんに声をかけてもらいながら育ってきたんだなと感じます。そして、長女も、昨年秋から「子ども天狗」に。なんと女の子初!娘が楽しむ姿を見ていると、多世代が集える場って貴重だと思えますし、何より地域の皆さんが喜ぶ顔が見たいので、獅子舞を続けていきたいですね。 市民センター祭の企画を任されて頭に浮かんだのが、市内の獅子舞が集った「なばり

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        記事

          名張市小波田に伝わる真竹の火縄と伝統の火種を守る人たち

           300年以上の歴史がある上小波田の火縄。真竹から作られていて、全国でも唯一と言われます。一般的な木綿の火縄と比べ、火持ちがよく、火をつけるといい香り。京都祇園の八坂神社の「をけら詣り」という伝統行事や、三河地方の手筒花火に用いられたり、桜井の大神神社に納められたりしています。現在は「上小波田火縄保存会」が製作し、伝統技術を大切に守っています。  そんな名張の伝統に触れてもらおうと、2024年11月16日、火縄と火縄銃のイベントを市内の若者を中心とする市民活動団体が開催。竹

          名張市小波田に伝わる真竹の火縄と伝統の火種を守る人たち

          みんなの支えを力に変えて「なんとかなるなる」。

          竹森 龍馬さん(竹あかり工房 きぼう 代表)  小学生の頃に感動した竹あかりが心に残っていて、高校1年生で、「きぼう」という名の工房を立ち上げました。不登校になったり、心が疲れて入院したりと、つらい時期もありましたが、自分の活動が同じような人の「きぼう」になればという思いを込めています。  活動の一環で、大好きな地元の初瀬街道(はせかいどう)を盛り上げようと3年前から「新田竹あかり小路」を開催。僕が50歳、100歳になっても活気があふれるまちを目指していくことで、温かく見

          みんなの支えを力に変えて「なんとかなるなる」。

          名張の魅力を感じるには、自転車がうってつけ!

          古谷 貴徳さん(三重サイクリング協会) 自転車は、土地の空気や季節を肌で感じることができます。川や湖、山々が周りを囲む名張の魅力を感じるにはうってつけ!  ただ、市外のサイクリストにあまり知られていないエリアでした。  また、自転車イベントを通じて、市民の皆さんにも自転車の魅力を知っていただき、車と自転車がお互い配慮しあえる関係をつくっていきたいと考えていました。  構想から1年。市内最大の自転車イベント開催に向けて助けられたのは、名張の皆さんのつながりです。ボランティ

          名張の魅力を感じるには、自転車がうってつけ!

          いつも笑顔でお出迎え

           国道165号線沿いの井手にあるカフェ「ideca(イデカ)」で、訪れる人に駐車場を案内している中川智生(としお)さん。いつも笑顔で出迎え、見送ってくださいます。  「県外からのお客さんが多くて、奈良、大阪、さらに北海道から来られる人も。『おいしかった』と満足そうな笑顔で帰る様子を見られるのが嬉しい」と語る中川さんの笑顔が一番素敵!  以前は、井手の区長でもあった中川さん。耕作放棄地を活用して地元を活性化できないかと、三重伊賀里山整備活用組合に土地を提供したことが「ide

          いつも笑顔でお出迎え

          推理小説作家 江戸川乱歩生誕の地で 「謎めし」食べてだぁ~こ

           名張市は、江戸川乱歩生誕の地。2023年・2024年・2025年にかけて、作家デビュー100周年、生誕130周年、没後60年と節目の年が続きます。この機会に、乱歩生誕地の名張を「ミステリアスなまち」としてPRしようと、商工会議所女性会による「謎めし」企画が、2023年秋から始まっています。  「謎めし」は、「食材や調理法、見た目、演出などで工夫して驚きや感動をもたらすメニュー」。見た目が謎だったり、食材にこだわりがあったりと、現在10店舗が工夫を凝らしています。他言無用な

          推理小説作家 江戸川乱歩生誕の地で 「謎めし」食べてだぁ~こ

          母が認知症になって、気付けたことがある

          岩木寛人さん(訪問美容師・介護士) ある日、母から「料理が作れない」「買い物で計算できない」と泣きながら電話が…。「若年性アルツハイマー型認知症」と診断を受けたのが7年前。母が54歳、私が27歳の頃でした。悩みながらも大阪から帰郷し、母の介護をすることに。病気の進行や医療費のことなど不安でいっぱいの私を、友人やまちの保健室職員などが、親身になって支えてくれました。今でもずっと感謝しています。  その間、友人の励ましもあり、訪問美容の道へ。髪を切ってキレイになると、皆さんすご

          母が認知症になって、気付けたことがある

          食物アレルギーがある子にも楽しい夏の思い出を!

           8 大アレルゲン[小麦、そば、卵、乳、えび、かに、くるみ、落花生(ピーナッツ)] 不使用の夏祭り「ザ☆なつまつり」を、名張市立病院で8 月24 日に初開催!「食物アレルギーがある子も楽しめる夏祭りを」と、小児科医や管理栄養士などが何度も話し合いを重ねて準備をしてきました。  参加者は要申込で、事前に一人ひとりアレルギーのある食べ物を確認。今回除去するもの以外にアレルギーがある子には個別に用意するなど、参加者全員が安心して楽しめるようにしました。  市立病院の医師や管理栄養

          食物アレルギーがある子にも楽しい夏の思い出を!

          人生再スタート!自分らしい芽を出していきたい

           じゃがいもには、芽が出にくいけれど、保存がきく品種があります。「自分の芽はいつ出るんだろう」と悩んだこともありますが、このじゃがいものように、私もいずれ自分らしい才能が花開くんじゃないかなと。大切なのは「自分には芽を出す力がある」と信じて前を向くことだと思うんです。  実は、大阪の会社で働いていたころ、自信がなく、自分のこともあまり好きではありませんでした。やりがいはあったのですが、他人を意識し、気を遣い過ぎていたのかもしれません。  転機は、野菜や果物など食材の栄養素

          人生再スタート!自分らしい芽を出していきたい

          ぶどう狩りの楽しみ方を伝授!「青蓮寺湖観光村ぶどう狩り」

           昭和45年頃に、青蓮寺ダムを訪れる観光客を呼び込もうと始まったぶどう 狩り。団体旅行が盛んだった平成元年には、年間約9万8千人が訪れたこと もあったのだそう。近年は、海外からの観光客も増えてきています。  現在8軒の農家で行われているぶどう狩りでは、次々と旬を迎える4品種 のぶどう(デラウェア、スチューベン、巨峰、マスカットベリーA)が食べ放題で、時間制限はありません(9月の土日祝日を除く)。受付ではその日おすすめのぶどう園に案内してもらえますが、常連になるとお気に入りの

          ぶどう狩りの楽しみ方を伝授!「青蓮寺湖観光村ぶどう狩り」

          みんなの「得意」で、みんなハッピーに!

          大久保浩美さん(蔵持市民センター職員)中学2年の長女は3万人に一人の難病を抱え、左半身まひの障害もあります。「やればできる」を体験をさせてあげたいと思い、小学校を卒業する際、娘が好きな絵本を親子で制作して、支援いただいた先生に手渡すことに。すごく喜んでもらえたので、娘もとっても嬉しかったようです。 そんな娘が小さい頃、よく面倒を見ていただいた人から「子どもの思いを大切にしてあげて」「子どもの手が離れた時、同じように、他の子どもを大切にしてあげて」などと言葉をかけてもらったこ

          みんなの「得意」で、みんなハッピーに!

          本気でバスケを学べる環境を、地元・名張に

          北森 郁哉さん  ランポーレ三重 選手 兼 GM(ゼネラルマネージャー) 本気でバスケを学べる環境を、地元・名張に バスケのプロ選手になりたいと思い始めたのは中学生の頃。19歳で夢を叶えました。ただ、バスケは、現役選手としてプレーできる期間があまり長くはありません。また、バスケだけで食べていくのも厳しい世界です。そこで、地元にチームを作って運営していくことを決断。それが、ランポーレ三重でした。  チームの選手は自分よりも若い子たちばかり。住居や職場を探したり、生活の世話を

          本気でバスケを学べる環境を、地元・名張に

          「名張のホタル」を次代へ ホタルの守人の物語

          名張のホタルは、江戸時代、藤堂家に献上されるなど、その歴史は古く、全国でも有数の発生地でした。 しかし、昭和40年代以降、住宅開発が進み、その数は減少。一時はホタルが見られなくなりました。 現在、市内の河川などでは多くの蛍がみられるようになってきました。 その背景には、「名張のホタル」を次の世代に残そうと保全活動をされている吉岡 正夫さんの取組がありました。 蛍の守人 吉岡正夫さん にお話を伺いました「ホタルの保全活動は私がこの世に生きた証」  50歳になった頃。このま

          「名張のホタル」を次代へ ホタルの守人の物語