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なばりのひと・活動

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名張に縁のある一人ひとりが、故郷への熱い想いを胸に、夢を持って取り組んでいます。そんな一人ひとりの夢が、いろんな場面でつながっていけば、名張が活気あふれるまちになっていくはず! … もっと読む
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記事一覧

皆さんからの"期待”を、世界中からの「来たい」に!

皆さんからの"期待”を、世界中からの「来たい」に!

22歳で赤目滝水族館の館長に就任した朝田光祐さん【朝田さん】大阪の専門学校で水生生物について学んでいたころ、「日本サンショウウオセンター」の飼育員として誘われたことも。何度か断っていましたが、昨年1月、初めて赤目渓谷へ。壮大な滝、透明感のある水、奥まで続く遊歩道――。一気に魅了されました。でも、冬で人はいないし、渓谷入口に古びた施設…。ここは、伸びしろがすごい!チャレンジしたい!そう直感し、毎週月

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はじける笑顔 膨らむ想い

はじける笑顔 膨らむ想い

なばりの「シャボン玉おじさん」登場! 

【角田さん】コロナ禍の時、子どもたちのために何かできないかと思っていたんですよ。奈良県にいる友人がシャボン玉で子どもたちを喜ばせる活動をしているのを知り、これならきっと、子どもからお年寄りまで喜んでもらえるなと思ったんです。しんどい時、つらい時って下を見がち。でも、シャボン玉を見る時は、絶対空を見上げるでしょ?顔を上げるだけで気持ちも楽になる気がするんです

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わいの1番の願い

わいの1番の願い

シングルファーザー犬 
ひやわん さん

 みんな、わいのこと知ってる?あれっこわい犬の「ひやわん」いいます。
 名張で生まれたもんやさかい、顔は、切れ長の目が特徴の能面テイスト、首輪は組み紐とかたやきなど、名張の要素がてんこもりなんですわ。

 日本全国の人に名張のええとこを知ってもらいたいなぁと思って、イベントやら祭やらに出向いたりもしてんねん。これからもどんどんいろんなところに行って名張を自

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名張にとりつかれた男

名張にとりつかれた男

東京から名張へ移住
福地 康弘 さん

 初めて名張を訪れたのは、仕事がきっかけ。全く知らない土地だし、2度訪れることはないかなって思っていたんです。

 だけど、上本町のサンロードを歩いた時、何か不思議な感覚になって、すごく懐かしいような空気を感じたんです。今までいろんな場所を訪れたけど、こんな感覚は名張が初めて。

 それ以来、用事が無くても、定期的に名張を訪れるように。地元の人たちと関わるう

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立ち止まってられへん

立ち止まってられへん

フィットネス インストラクター
陶山 美佐 さん

 「怒りながら過ごす1日」と「笑いながら過ごす1日」。同じ1日を過ごすなら、絶対笑ってる方がいいでしょ?笑顔でいると、自分も周りの人も皆がハッピーになれる!笑顔に勝るものはないって思うから、いつも私は笑顔なんです。

 人生は一度きり。時間は限られているから、楽しまないと損。だから自分がやりたいと思ったことは、全部やってやろうって思っています。

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楽しい!楽しい!楽しい!

楽しい!楽しい!楽しい!

名張市初のプロスケートボーダー
瀧永 遥句 さん

 プロになれると決まった時、嬉しさよりも「出られる大会が増える!」というワクワク感の方が強かったんです。僕にとって、プロになることは次へのスタート地点でもあるんですよね。

 スケートボードを始めたのは小学3年生のとき。滑るのも技を決めるのも何もかもが楽しくて、今も毎日のように夜まで練習しています。スケボーの魅力は、技が決まれば敵味方関係なく皆で

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世界のてっぺんへ

世界のてっぺんへ

スポーツクライミング 杉本 侑翼 さん

 小学校3年生の時に見ていたテレビ番組で、割り箸の厚さほどしかない突起にぶら下がって移動する姿に目を奪われました。それがクライミングを始めたきっかけです。「公園にあるいろんな遊具をよじ登るのが好きやったね」と、母からよく聞かされるので、本能的に登ることが好きなんだと思います。

 壁を登るって、単純に見えて奥が深い。「最短ルート」「体力の維持」「力の入れ方

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ハートでレスキュー!

ハートでレスキュー!

女性消防分団員 水野 幸子 さん

 医者じゃない私でも命を救うことができるんだ!

消防団の活動で胸骨圧迫やAEDの使い方を学び、すごく興味がわいてきて。もっと深く知りたくなり、今では医療従事者などが受講する専門的な講座にも自ら足を運んでいます。

 実は心臓突然死によって年間約7.9万人もの人が亡くなっていて、交通事故で亡くなる人のなんと20倍以上。いつどこで誰が心臓突然死になってもおかしくあ

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消防士、母になる。

消防士、母になる。

名張消防署 救急室
大山 優

 私を成長させたのは、消防救助技術を競う大会の選手選考でした。逆さ吊りでのロープ渡過が苦手で、男性隊員は渡り切れるのですが、私だけはダメだった。体力不足、それに高所の恐怖感があったんです。それが悔しくて、ひたすら続けた懸垂。1カ月半ほど経ったころでしょうか。「渡ってみるか」と声をかけてもらったんです。絶対渡り切る!そんな強い気持ちで20mの長さをすっと渡り切れました

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ロボットしか勝たん!

ロボットしか勝たん!

近畿大学工業高等専門学校 ロボット技術部 5年生
田中 健太 さん(左)
仲谷 忠洋 さん(中央)
坂東 新太 さん(右)

※取材当時

 「高専生の甲子園」ともいわれる全国大会出場が決まったときは、喜びよりも驚きが先行しました。まさか出られると思っていなかったので、手に持った学校名のプラカードを思わず二度見。控室に戻ってやっと実感がわいてきて、泣きながら喜びを噛みしめました。

 ロボット製作

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働きざんまい

働きざんまい

宝くじで7億円当てても、きっと仕事は続けていく

 「就労支援ってどんな仕事なんやろ?よく分からないけど、やってみよう」。怖いもの知らずの性格で飛び込んだのが5年前。市が国の交付金を受けてつくった協議会は、自分の思いを形にしていける職場でした。
 2人目の子どもを出産後、以前働いていた職場への復帰を試みましたが、どこの保育園もいっぱい…。「家庭で育児をしながら、自分のもつスキルを生かした『在宅ワー

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ぶどうが第一

ぶどうが第一

ぶどうは栽培農家からの預かり物

 ワインの味はぶどうの出来で8割決まります。皮ごと絞ったぶどうジュースが酵母の働きで発酵し、その上澄みを一定期間貯蔵するとワインになる。決して複雑な工程ではありません。醸造家は看護師のようなもの。ワインが健康を害しないよう気をつけて、酵母がうまく働いてくれるよう見守ります。
 初めてワイン造りを教わったのは、フランスで個人ワイナリーを設立し、世界的評価を得ていた大

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夢の数珠つなぎ

夢の数珠つなぎ

名張へ移住し、スパイスカレー店をオープン
杉本 美和子さん

 いつか古民家で飲食店をするんだという夢をかなえるために、名張市赤目地域へ移住。地元の人とうまくやっていけるだろうかと心配していましたが、そんな不安は、すぐに吹き飛びました。

 古民家の改装作業をしていると、通りがかりに声をかけてくれる人や、わざわざ見に来てくれたり、親切に自分で作った野菜を持ってきてくれた人もいました。中には、木が生

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農で笑顔つながる

農で笑顔つながる

名張に移住して、農業をはじめた
上髙原 由佳 さん (カミノイタズラ)

 無農薬米を作る92歳の大ベテランに農業を教わろうと、大阪から名張へ移住。農業が軌道に乗ってくる中、今年からは、親子連れなどを対象に田植えや稲刈り体験を始めました。農業のやりがいや食の大切さを感じてもらえたと思います。

 余ったトマトの苗をみんなに育ててもらう「トマトチャレンジ」という企画も実施。SNSで募集すると、県内外

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