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なばりのじまん

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三重県名張市の名所や名物、特産品など、独自の魅力をお届けします。
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ぶどう狩りの楽しみ方を伝授!「青蓮寺湖観光村ぶどう狩り」

ぶどう狩りの楽しみ方を伝授!「青蓮寺湖観光村ぶどう狩り」

 昭和45年頃に、青蓮寺ダムを訪れる観光客を呼び込もうと始まったぶどう
狩り。団体旅行が盛んだった平成元年には、年間約9万8千人が訪れたこと
もあったのだそう。近年は、海外からの観光客も増えてきています。

 現在8軒の農家で行われているぶどう狩りでは、次々と旬を迎える4品種
のぶどう(デラウェア、スチューベン、巨峰、マスカットベリーA)が食べ放題で、時間制限はありません(9月の土日祝日を除く)。

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広報担当者が選ぶ!夏のおすすめスポットベスト10

広報担当者が選ぶ!夏のおすすめスポットベスト10

名張の夏を楽しめるスポットをご紹介!
川遊びやバーベキュー、ぶどう狩りなど、今年の夏は名張を満喫しませんか?

赤目四十八滝・赤目滝水族館赤目滝水族館には、赤目に生息するオオサンショウウオや魚などを展示。
水族館を抜けた先は赤目四十八滝の大自然!
運がよければ、野生のオオサンショウウオを見られるかも!?

青蓮寺湖観光村 ぶどう狩り甘くて美味しいぶどうが食べ放題!
氷水を持っていけば、冷えたぶどう

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わが子のように大事に育てた逸品「美旗メロン」

わが子のように大事に育てた逸品「美旗メロン」

 「名張地域の気候にあった特産物が作れないものか」と、平成14年に美旗メロンの栽培がスタートしました。
 寒暖差が大きい盆地特有の気候を生かして、現在は、美旗とその周辺地域の農家8軒で栽培されています。平成25年には、「美旗メロン」の名称で、特許庁による「地域団体商標」にも登録されました。

 美旗メロンは、大きく育たせるために、卵ぐらいの大きさになると、間引いて、一株に一玉だけ実るようにします。

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彩り鮮やか 弥勒寺のあじさい園

彩り鮮やか 弥勒寺のあじさい園

 あじさい寺としても知られる弥勒寺には、例年6月中旬から7月上旬ごろまで、色とりどり、さまざまな形のあじさいが咲き誇ります。

 20年ほど前、檀家の皆さんが境内や裏庭に植え始めたというあじさいは、今ではおよそ20種1,000株。あじさい園をぐるりと回れる遊歩道やベンチもあります。県外から訪れる人も多く、例年6月の最終日曜日には「あじさい祭り」が開催されます(尺八、三味線、民謡、歌謡曲など)。

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マルチに使える風情ある町家「旧細川邸 やなせ宿」

マルチに使える風情ある町家「旧細川邸 やなせ宿」

 初瀬街道沿いにある旧細川邸は、江戸時代から明治初期に建てられた薬商・細川家の支店でした(本店は大宇陀にあり、「薬の館」として公開)。細川家は、後に藤沢薬品工業(現在はアステラス製薬)となる藤澤商店の創業者、藤澤友吉の母方の家系となります。

歴史的な街並みを保存整備する拠点施設 築百年を超える貴重な商家や町家が空き家となり、解体される例は珍しくありません。旧細川邸は、歴史的な街並みを保存整備する

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渓谷につながるオンリーワンの水族館

渓谷につながるオンリーワンの水族館

令和6年4月20日、赤目四十八滝渓谷保勝会が運営する渓谷入口の「日本サンショウウオセンター」が、「赤目滝水族館」としてリニューアルオープン。「渓谷内にある本物の滝、野生の天然記念物が一体となった巨大水族館」として再スタートしました。

日本サンショウウオセンターが「赤目滝水族館」に渓谷の入口にある「日本サンショウウオセンター」は、昭和57年にオープン。赤目四十八滝渓谷保勝会が、オオサンショウウオな

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伊賀勢最後の砦 柏原城(瀧野城)

伊賀勢最後の砦 柏原城(瀧野城)

 天正9年(1581年)、織田信長の次男、信雄を総大将とする4万数千人の軍勢が伊賀に攻め込みました(第二次天正伊賀の乱)。滝川一益や、のちの名張藤堂家初代となる藤堂高吉の実父である丹羽長秀など、織田信長の重臣たちが数多く参戦しています。

 数で圧倒する織田軍は、ほどなく伊賀を制圧しますが、最後に名張市赤目町にある「柏原城」に伊賀各地から集結した地侍や老若男女、総勢約1600人が籠城して抵抗しまし

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冬に楽しめる名張の伝統野菜「タネ菜」

冬に楽しめる名張の伝統野菜「タネ菜」

冬場の野菜として名張で作られてきた伝統野菜「タネ菜」。祖先が古事記にも登場するアブラナ科の葉物野菜です。特有の風味があり、シャキシャキとした歯ごたえが特徴です。

かつて名張市では広く栽培されていましたが、食文化の変化とともに徐々に忘れられつつありました。しかし、市内の熱心な農業者である福廣さんが地域の貴重な資源として自家採種し、植物残渣なども活用した有機農業による栽培を続け栽培面積を広げてきまし

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伊賀米 おいしさのヒミツ

伊賀米 おいしさのヒミツ

 全国にお米の名産地がたくさんあるけど、伊賀地域のように、昼夜の温度差が大きい盆地特有の気候や、水持ちの良い土壌、山々からの清らかな水など、おいしいお米ができる条件がそろっているところは、そう多くないんです。

 名張の小学生が給食でも食べてる「伊賀米」は、全国の食味ランキングでトップクラスの名張のお宝。噛めば噛むほど、甘みが増してきますよね。冷めてもおいしいので、絶品のおにぎりも作れそう!ふるさ

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