名張市公式note

三重県名張市の公式noteです。 主に市の広報担当が執筆しています。 魅力的なヒト・モ…

名張市公式note

三重県名張市の公式noteです。 主に市の広報担当が執筆しています。 魅力的なヒト・モノ・コトを紹介していきます。

マガジン

  • プロジェクト

    三重県名張市で繰り広げられているプロジェクトをご紹介します。

  • なばりのひと・活動

    名張に縁のある一人ひとりが、故郷への熱い想いを胸に、夢を持って取り組んでいます。そんな一人ひとりの夢が、いろんな場面でつながっていけば、名張が活気あふれるまちになっていくはず! ここでは、「広報なばり」などに登場いただいた名張を愛する なばりの皆さんを「ナバリスト」としてご紹介します。

  • なばりのこそだて

    三重県名張市の子育てにかかわる記事です

  • なばりのじまん

    三重県名張市の名所や名物、特産品など、独自の魅力をお届けします。

記事一覧

思えば、近くへ来たもんだ

名張へUターンし、工務店を開業 野山 直人さん 大阪の建築事務所では、近畿大学の校舎やなんばパークスの図面を手がけました。大きな建物をつくる楽しさもありましたが、…

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まちの若きチャレンジャー

「名張学園祭」実行委員長 杉田 香乃さん  名張がさびれていくのはすごく寂しい。だから、若い人には、もっと地元に目を向けてもらいたい。「まちづくり」って何だろう…

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竹で未来を照らし出す

竹雀~takesuzume 代表 辻本 和也さん  都会にあこがれ、大学生の頃大阪へ。就職後も西宮に住んでいましたが、自然豊かな田舎で育児をしようと、2009年に滝之原へ帰郷…

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「人を助ける」ことが僕のすべて

名張市立病院 看護師 中井 祐樹さん  母が、医療のドキュメンタリーにはまっていまして。幼少期のころから、テレビに映し出される「人を助ける」姿を見て、僕も将来は…

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思いもよらない世界へ

全日本大学駅伝で区間賞に輝く 川瀬 翔矢さん  夢や目標に向かって、後悔しないように努力を一つひとつ積み重ねていくことで、「思いもよらない世界」に到達できる気が…

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日々是好日

きっと良くなる。必ず良くなる。  家事や介護、そして記者の仕事を愚直に一生懸命やってきた。そんな私がどうしてがんに…。何か悪いことをしたの?たとえようもないぐら…

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思えば、近くへ来たもんだ

思えば、近くへ来たもんだ

名張へUターンし、工務店を開業
野山 直人さん

大阪の建築事務所では、近畿大学の校舎やなんばパークスの図面を手がけました。大きな建物をつくる楽しさもありましたが、ヨーロッパを訪れたのをきっかけに、「日本にも世界に誇れる木造建築がある。もっと勉強したい」という思いに駆られていきました。

働きながら、大阪の職業訓練校に通い、刃物のとぎ方から学び直したりもしました。名張を出て9年。子どものころの情景

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まちの若きチャレンジャー

まちの若きチャレンジャー

「名張学園祭」実行委員長
杉田 香乃さん

 名張がさびれていくのはすごく寂しい。だから、若い人には、もっと地元に目を向けてもらいたい。「まちづくり」って何だろうって考えたとき、それは、「住んでいる人がまちを知ること」だと思うんです。名張に愛着が生まれたときに、「ここに住み続けたい」と思えるようになるんじゃないかな。私自身、名張のいいところを知ると、もっとみんなに知ってもらいたいな、ずっとここにい

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竹で未来を照らし出す

竹で未来を照らし出す

竹雀~takesuzume 代表
辻本 和也さん

 都会にあこがれ、大学生の頃大阪へ。就職後も西宮に住んでいましたが、自然豊かな田舎で育児をしようと、2009年に滝之原へ帰郷。ある日、畑で遊んでいた長男が、ミミズをつかんで見せにきました。すると、さっとツバメが飛んできてミミズをパクリ。リアルな食物連鎖を親子で目の当たりにした瞬間でした。また、木の実を食べた小鳥が、種を運んで糞とともに拡散したり、

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「人を助ける」ことが僕のすべて

「人を助ける」ことが僕のすべて

名張市立病院 看護師
中井 祐樹さん

 母が、医療のドキュメンタリーにはまっていまして。幼少期のころから、テレビに映し出される「人を助ける」姿を見て、僕も将来は人を助ける人になるんだと思って育ちました。中学校の職場体験では看護師を選択。もう、一直線ですよね。看護師になって12年目(当時)。看護専門学校に学び、大阪大学医学部付属病院に4年、そして、結婚を機に名張市立病院へ赴任しました。大変な状況に

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思いもよらない世界へ

思いもよらない世界へ

全日本大学駅伝で区間賞に輝く
川瀬 翔矢さん

 夢や目標に向かって、後悔しないように努力を一つひとつ積み重ねていくことで、「思いもよらない世界」に到達できる気がします。駅伝でいうと、練習や大会ももちろん大事なのですが、食事や睡眠など毎日の日常生活の積み重ねが、すごく記録に影響します。「努力のための努力」になってしまってはダメ。勝つために、何をすべきか。その過程が努力にすり替わるだけあって、「自分

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日々是好日

日々是好日

きっと良くなる。必ず良くなる。

 家事や介護、そして記者の仕事を愚直に一生懸命やってきた。そんな私がどうしてがんに…。何か悪いことをしたの?たとえようもないぐらい悔しかった。30年ほど前のことです。後で知りましたが、私は「余命半年」でした。
 医療だけでなく、周囲の環境も含めて調和がとれると、元気になれる――。闘病中にそんな考え方を知り、同じ病棟の患者を誘ってラジオ体操をしたり、歌を歌ったりしま

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