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なばりのひと・活動

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名張に縁のある一人ひとりが、故郷への熱い想いを胸に、夢を持って取り組んでいます。そんな一人ひとりの夢が、いろんな場面でつながっていけば、名張が活気あふれるまちになっていくはず! …
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#名張

名張の魅力を感じるには、自転車がうってつけ!

名張の魅力を感じるには、自転車がうってつけ!

古谷 貴徳さん(三重サイクリング協会) 自転車は、土地の空気や季節を肌で感じることができます。川や湖、山々が周りを囲む名張の魅力を感じるにはうってつけ!

 ただ、市外のサイクリストにあまり知られていないエリアでした。

 また、自転車イベントを通じて、市民の皆さんにも自転車の魅力を知っていただき、車と自転車がお互い配慮しあえる関係をつくっていきたいと考えていました。

 構想から1年。市内最大の

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母が認知症になって、気付けたことがある

母が認知症になって、気付けたことがある

岩木寛人さん(訪問美容師・介護士) ある日、母から「料理が作れない」「買い物で計算できない」と泣きながら電話が…。「若年性アルツハイマー型認知症」と診断を受けたのが7年前。母が54歳、私が27歳の頃でした。悩みながらも大阪から帰郷し、母の介護をすることに。病気の進行や医療費のことなど不安でいっぱいの私を、友人やまちの保健室職員などが、親身になって支えてくれました。今でもずっと感謝しています。

 

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本気でバスケを学べる環境を、地元・名張に

本気でバスケを学べる環境を、地元・名張に

北森 郁哉さん  ランポーレ三重 選手 兼 GM(ゼネラルマネージャー)

本気でバスケを学べる環境を、地元・名張に バスケのプロ選手になりたいと思い始めたのは中学生の頃。19歳で夢を叶えました。ただ、バスケは、現役選手としてプレーできる期間があまり長くはありません。また、バスケだけで食べていくのも厳しい世界です。そこで、地元にチームを作って運営していくことを決断。それが、ランポーレ三重でした。

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「名張のホタル」を次代へ ホタルの守人の物語

「名張のホタル」を次代へ ホタルの守人の物語

名張のホタルは、江戸時代、藤堂家に献上されるなど、その歴史は古く、全国でも有数の発生地でした。
しかし、昭和40年代以降、住宅開発が進み、その数は減少。一時はホタルが見られなくなりました。

現在、市内の河川などでは多くの蛍がみられるようになってきました。
その背景には、「名張のホタル」を次の世代に残そうと保全活動をされている吉岡 正夫さんの取組がありました。

蛍の守人 吉岡正夫さん にお話を伺

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わいの1番の願い

わいの1番の願い

シングルファーザー犬 
ひやわん さん

 みんな、わいのこと知ってる?あれっこわい犬の「ひやわん」いいます。
 名張で生まれたもんやさかい、顔は、切れ長の目が特徴の能面テイスト、首輪は組み紐とかたやきなど、名張の要素がてんこもりなんですわ。

 日本全国の人に名張のええとこを知ってもらいたいなぁと思って、イベントやら祭やらに出向いたりもしてんねん。これからもどんどんいろんなところに行って名張を自

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名張にとりつかれた男

名張にとりつかれた男

東京から名張へ移住
福地 康弘 さん

 初めて名張を訪れたのは、仕事がきっかけ。全く知らない土地だし、2度訪れることはないかなって思っていたんです。

 だけど、上本町のサンロードを歩いた時、何か不思議な感覚になって、すごく懐かしいような空気を感じたんです。今までいろんな場所を訪れたけど、こんな感覚は名張が初めて。

 それ以来、用事が無くても、定期的に名張を訪れるように。地元の人たちと関わるう

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ぶどうが第一

ぶどうが第一

ぶどうは栽培農家からの預かり物

 ワインの味はぶどうの出来で8割決まります。皮ごと絞ったぶどうジュースが酵母の働きで発酵し、その上澄みを一定期間貯蔵するとワインになる。決して複雑な工程ではありません。醸造家は看護師のようなもの。ワインが健康を害しないよう気をつけて、酵母がうまく働いてくれるよう見守ります。
 初めてワイン造りを教わったのは、フランスで個人ワイナリーを設立し、世界的評価を得ていた大

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運命の場所

運命の場所

地域おこし協力隊 川崎 智哉 さん 

 南三陸町へ行ったのは高校1年生のころ。東日本大震災から、5年ほど経っていました。ボランティアとして漁師の手伝いをしながら地域の皆さんと話をしましたが、まだまだ復興できていない状況を目の当たりに。メディアでは知りえなかった被災地の現状を知って、驚いたものです。以来、将来は地域活性化に貢献したいと思うようになっていきました。

 大学生のころは、東京の商店街の

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なばる宣士 知ってだあこ隊

なばる宣士 知ってだあこ隊

ディープな名張を満喫中

 2021年の4月、子育ては地方でとの思いで、東京から名張へ。妻とともに「地域おこし協力隊」として着任しました。「地域おこし協力隊」と言っても「なにをするの?」となるので、通称を「なばる宣士 知ってだあこ隊」としました。「なばる」とは「名を張る」ということ。「自分たちのまちを誇りをもって紹介していこう」という思いを込めました。
 名張へ来てまだ1年も経っていませんが、地域

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名張系ユーチューバー

名張系ユーチューバー

ご当地ユーチューバー「おねえさんといっしょ」
青野 大夢さん・珠理さん

 2021年ごろに始めたYouTube。ゲーム動画を配信していました。2022年2月、入籍したのを機に、夫婦で市内の観光名所や気になるお店を巡ったりする動画配信をスタート。夫婦で「大好きな名張」をアピールしたいという思いで、2人の思い出のカフェでグルメを堪能したり、青蓮寺のいちご狩りを楽しんだり。すると、「名張っていいところ

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思えば、近くへ来たもんだ

思えば、近くへ来たもんだ

名張へUターンし、工務店を開業
野山 直人さん

大阪の建築事務所では、近畿大学の校舎やなんばパークスの図面を手がけました。大きな建物をつくる楽しさもありましたが、ヨーロッパを訪れたのをきっかけに、「日本にも世界に誇れる木造建築がある。もっと勉強したい」という思いに駆られていきました。

働きながら、大阪の職業訓練校に通い、刃物のとぎ方から学び直したりもしました。名張を出て9年。子どものころの情景

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