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なばりのひと・活動

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名張に縁のある一人ひとりが、故郷への熱い想いを胸に、夢を持って取り組んでいます。そんな一人ひとりの夢が、いろんな場面でつながっていけば、名張が活気あふれるまちになっていくはず! …
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#名張市

いつも笑顔でお出迎え

いつも笑顔でお出迎え

 国道165号線沿いの井手にあるカフェ「ideca(イデカ)」で、訪れる人に駐車場を案内している中川智生(としお)さん。いつも笑顔で出迎え、見送ってくださいます。

 「県外からのお客さんが多くて、奈良、大阪、さらに北海道から来られる人も。『おいしかった』と満足そうな笑顔で帰る様子を見られるのが嬉しい」と語る中川さんの笑顔が一番素敵!

 以前は、井手の区長でもあった中川さん。耕作放棄地を活用して

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エプロンダンサーズ現る!

エプロンダンサーズ現る!

ダンスユニット エプロンダンサーズをご存知でしょうか。
キレッキレのダンスを披露する彼女らは、名張市青蓮寺にあるキャンプ場跡地「青蓮寺ロマンの森」にある「yuno cafe」の店員さんです。

彼女たちはカフェ業務の傍ら、ダム湖畔が望めるウッドデッキのステージから、より多くの人にこの名張の自然を体感してもらおうと、普段からダンス動画をインスタグラムに投稿。
湖畔の風景の美しさ、名張の魅力あふれる自

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はじける笑顔 膨らむ想い

はじける笑顔 膨らむ想い

なばりの「シャボン玉おじさん」登場! 

【角田さん】コロナ禍の時、子どもたちのために何かできないかと思っていたんですよ。奈良県にいる友人がシャボン玉で子どもたちを喜ばせる活動をしているのを知り、これならきっと、子どもからお年寄りまで喜んでもらえるなと思ったんです。しんどい時、つらい時って下を見がち。でも、シャボン玉を見る時は、絶対空を見上げるでしょ?顔を上げるだけで気持ちも楽になる気がするんです

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夢の数珠つなぎ

夢の数珠つなぎ

名張へ移住し、スパイスカレー店をオープン
杉本 美和子さん

 いつか古民家で飲食店をするんだという夢をかなえるために、名張市赤目地域へ移住。地元の人とうまくやっていけるだろうかと心配していましたが、そんな不安は、すぐに吹き飛びました。

 古民家の改装作業をしていると、通りがかりに声をかけてくれる人や、わざわざ見に来てくれたり、親切に自分で作った野菜を持ってきてくれた人もいました。中には、木が生

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跳べ!世界へ

跳べ!世界へ

会場を驚かせた「17m」の衝撃

 2021年9月、三段跳びで出した記録は日本人3人目となる17m。これまでの練習の成果をしっかりと出せた納得のいくジャンプでした。「17m」は相当高い目標でしたが、まさか、こんなに早く達成できるとは。会場がざわめき、SNSはその話題で持ち切り。もう、浮足立ちましたね。
 「次の目標は?」とよく聞かれますが、「焦って記録を伸ばそうとせず、いつでもコンスタントに好記録

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私の居場所には愛があふれてる

私の居場所には愛があふれてる

大好きな「お茶」が縁で、全国的な啓発ポスターのモデルに

 東京で2019年に開催された「世界ダウン症の日」ポスター発表会。ポスターのモデルとなった当時33歳の私は、文部科学省の副大臣などの来賓やたくさんの報道陣に囲まれ、すごく注目されました。市長さんからは「名張の誇り」って言ってもらえましたし、南宗寺の献茶会に招かれ、裏千家千宗室お家元とご同席させていただけました。まさかこんな日が来るなんて!こ

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日々是好日

日々是好日

きっと良くなる。必ず良くなる。

 家事や介護、そして記者の仕事を愚直に一生懸命やってきた。そんな私がどうしてがんに…。何か悪いことをしたの?たとえようもないぐらい悔しかった。30年ほど前のことです。後で知りましたが、私は「余命半年」でした。
 医療だけでなく、周囲の環境も含めて調和がとれると、元気になれる――。闘病中にそんな考え方を知り、同じ病棟の患者を誘ってラジオ体操をしたり、歌を歌ったりしま

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まちの若きチャレンジャー

まちの若きチャレンジャー

「名張学園祭」実行委員長
杉田 香乃さん

 名張がさびれていくのはすごく寂しい。だから、若い人には、もっと地元に目を向けてもらいたい。「まちづくり」って何だろうって考えたとき、それは、「住んでいる人がまちを知ること」だと思うんです。名張に愛着が生まれたときに、「ここに住み続けたい」と思えるようになるんじゃないかな。私自身、名張のいいところを知ると、もっとみんなに知ってもらいたいな、ずっとここにい

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竹で未来を照らし出す

竹で未来を照らし出す

竹雀~takesuzume 代表
辻本 和也さん

 都会にあこがれ、大学生の頃大阪へ。就職後も西宮に住んでいましたが、自然豊かな田舎で育児をしようと、2009年に滝之原へ帰郷。ある日、畑で遊んでいた長男が、ミミズをつかんで見せにきました。すると、さっとツバメが飛んできてミミズをパクリ。リアルな食物連鎖を親子で目の当たりにした瞬間でした。また、木の実を食べた小鳥が、種を運んで糞とともに拡散したり、

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「人を助ける」ことが僕のすべて

「人を助ける」ことが僕のすべて

名張市立病院 看護師
中井 祐樹さん

 母が、医療のドキュメンタリーにはまっていまして。幼少期のころから、テレビに映し出される「人を助ける」姿を見て、僕も将来は人を助ける人になるんだと思って育ちました。中学校の職場体験では看護師を選択。もう、一直線ですよね。看護師になって12年目(当時)。看護専門学校に学び、大阪大学医学部付属病院に4年、そして、結婚を機に名張市立病院へ赴任しました。大変な状況に

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